金本代表のインタビュー

前編:社員の夢と成長を応援したい
今回は日本セラピー株式会社代表の金本社長にインタビューさせていただきます。金本社長よろしくお願いします。早速ですが、貴社の社員の方々にお話を伺うと皆さん顧客視点や成長、それと結果というキーワードが出てくるような印象を持ちました。伺いたいと思っていたのですが、そういった想いはもともと社長の中にお有りなんでしょうか。
よろしくお願いします。そうですね。特に強く意識しているわけではありませんが、全社員の物心両面の幸福を追求するという理念に関してみんな感じてくれているのかもしれません。そうであればうれしいですが。
その理念と先ほどのようなポイントがリンクするとということですか?
そうですね。私の想いとしては院の拡大・展開も全てスタッフのためと思っています。そしてスタッフとともに会社を成長させていきたいと考えているんです。そういったことを通じて、会社がどうあるべきかと考えたときに、スタッフの皆さんの頑張りが患者様の治療につながり、それが会社の成長にも貢献する。その過程でスタッフの皆さん自身も豊かになってもらいたいと考えています。そういった意味で患者様の治療・満足という結果にはこだわりますし、それを通じて社員の皆さんが成長する。物心両面の幸福ということでキチンとその内容に応じて収入面もそうですし、地位や経験を積んだり、成長できることでそのスタッフ自身の可能性が広がります。そういった意味でリンクしていると思います。
それを皆さんご自身の言葉で語られているからこそ、同様のキーワードが出てくるということですね。ちなみにスタッフの皆さんの可能性という意味ではどういったことが考えられるんでしょうか。
大きく分けると、社内でキャリアアップしていくというものと、シッカリとした経験やノウハウを積んだ上でのれん分け・独立するという選択肢があると思います。一般的に治療家のキャリアとしては独立というものがイメージしやすいかもしれません。社内でキャリアアップにしろ、独立にしろどちらもメリットデメリットがあり、私はその人の人生なので後悔しない選択をしてもらいたいと思っています。私もいち治療家から独立して今の状態になったので。ただ、私が独立した時と今とは状況が違い、安易に独立を勧めるのも無責任かなと思うときもあります。スタッフの皆さんは、私にとってとても大事な存在なので、同じ独立するにしてもぜひ成功してもらいたいと思います。そのためにできるだけ当社にいるということを役に立てて貰いたいと思っています。
社長が創業されたときとは違っているのですか。
そうですね。私が独立したのは1999年で、まだまだ治療に対するニーズ・需要と、治療家・治療院という供給のバランスが今とは違っていました。供給が足りていなかったんでしょうね。また業界的にも「治療家は独立して当たり前」のような空気があって、私も属していた院の方から勧められたようなものでした。供給が足りていなかったので、競争力の無い院でも経営力のない院でもやっていけたという状況に合ったんだと思います。でも今は違うと思います。特に大阪は人口対治療院の数が多いつまり競合が日本一多い地域なんですね。また、保険診療での単価もドンドン下がってきていて、変化しない院は経営が厳しくなってきています。
撤退される院も多いと伺いします。
私の古い知り合いにも治療家を辞めた、院を閉めたとかよく聞きます。個人だからかといえばそうでもなく、実は会社単位でM&Aつまり買い取って欲しいという話が持ち込まれることも増えてきました。なのでおそらく想像している以上に厳しい現実があるのだと思います。
それでも独立したいという人には応援をと?
それはもちろん。業界の状況を知った上で、その人が望むならば応援しますよ。冷静に見てまだ早いと思えばそういった指摘もするかもしれませんが、自発的な姿勢は決して捨てて欲しくないですしね。私の思いとしては先にも言ったとおり、同じ独立するなら、ぜひ成功してもらいたい。独立・開業がゴールではないですよね。だから永続的に成長できるように治療技術だけではなくて、経営数値や人材管理、集客など様々なものを学んでほしいと思いますね。そのための院の拡大でありのれん分けの制度だと思っています。
院の拡大の意味についても教えていただけますか?
一言では難しいのですが、例えば独立を目指すにしても、院長を経験して自分の城である院を自ら経営して学んでもらえるという意味があります。そのためには院を拡大する必要があります。私としてはできるだけ多くのスタッフが院長を経験して、その先の可能性を広げていってもらいたいと思います。そういった形で会社にも貢献してもらえるようなスタッフであれば、のれん分けという制度を提案することもできます。また院が増えていけば会社の機能も増えていくので、社内でキャリアアップを目指す場合にもポジションが作れるという面もあります。
それがスタッフと一緒に会社を成長させたいという言葉に繋がるんですね。
そうですね。
そういったお考えは独立当初からですか?
いえいえ。徐々に変わっていきました。独立の勉強って実は難しくて、私自身も独立したのは早かったかも知れないと思っています。当時、もう少し経験を積みたいと思っていましたし、やはり独立当時は大変な負荷と不安に襲われました。それこそ減価償却とか労働分配率とか言葉自体わからなかった。税理士の先生方も当時から教えてくれたりもしましたが、そもそも話している言葉の意味自体がわからないので、会話にならないんですね。それだけでなく、それまで治療に専念していればよかったのに、請求などの事務仕事から集客・税務など全て一人でしなければいけません。独立当時は資金的な不安もあって、朝から晩まで休憩時間もとれないような状況で施術をして、全て終わって夜遅くなってから、それらの仕事がやっとできるわけです。それこそスタッフを雇っても、忙しすぎてスタッフへの指導をする時間さえないようなありさまでした。
聞くだけで大変そうですね。
忙しいのは独立当初ということで仕方ないのかもしれませんが、せめて知識・経験だけでももう少し積んだ状態で独立できていれば精神的に楽だったと思います。当時分院長の制度みたいなものがあれば、自分としてはとても助かっただろうなと思ったんですね。それである時期からそういった考え方にシフトしていきましたね。
そうなって欲しくないと。
はい。だからどうせ独立するなら成功してもらいたいし、そうでない選択肢も魅力的なものにしてあげたい。そのために日本セラピーという会社の仕組みをより厚く充実したものにしていきたいですね。

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